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今回お話を伺ったのは、河合に移り住み、地域で活発に活動されている黒木あい子さんです。東京ご出身の奥さまと、京都ご出身のご主人。そのお二人が、ちょうど真ん中にあたる愛知県岡崎で家を探し、この河合の地にたどり着かれました。外から来られたからこそ見える河合の魅力とは何か。そして、移住後に積極的に活動を続けている黒木さんが、どんな思いや未来を描いているのか。そこをぜひお聞きしたいと思い、インタビューをさせていただきました。

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幼少期から
ダイビングの世界まで

I:幼少期からこれまでの歩みについて教えてください。

A:練馬区で育ちました。都会の便利さと田んぼの風景が共存する街で、街の変化を感じながら過ごしました。高校時代はシャチのトレーナーを夢見ましたが進路に迷い、母から「海外で人生勉強しておいで」と航空券を渡され、オーストラリアへ。英語は苦手でしたが、人との出会いで視野が広がり、ダイビング免許を取得しました。帰国後はショップに就職し、20代は宮古島や沖縄、大阪を拠点にインストラクターとして活動。人との関係で成り立つ仕事にやりがいを感じました。

ご結婚と移住、
そして家探しのこと

I:ご結婚から岡崎に移住し、河合に住むことになった経緯を聞かせてください。

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A:主人と大阪で出会い、結婚後は遠距離恋愛を経て岡崎に住むことを決めました。半年間、毎週末に100軒以上の家を見て回りました。最終的に心を動かしたのは、この河合の雰囲気。山や田んぼが広がりつつ、名古屋や岡崎中心部へのアクセスも良い。「自然と便利さのバランスがちょうどいい」と感じ、ご近所の人柄や温かい空気にも惹かれて、この地を選びました。

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「ちょうどいい」と
感じたこと

I:河合の暮らしを「ちょうどいい」と表現されていますが、具体的にはどんなところがそう感じられますか。

A:子どもが庭や田んぼでのびのび遊べる自然がありつつ、買い物も車で10分ほどでそろいます。街中に住んでいた時も車を使って10分は移動していたので、不便さは感じません。主人は東京に単身赴任中ですが、帰ってくるとデッキで星を眺め、「ここにいるとスイッチが切り替わる」と言います。ふと見たとき、本人も気づかないうちに感動して涙を浮かべていて、その姿にこの土地の持つ力をしみじみと感じさせられました。

河合での暮らしと
地域との関わり

I:実際に暮らしてみて、地域との関わりと、今後やりたいことについて教えてください。

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A:ご近所と焚き火をしたり庭で遊んだり、人とのつながりが自然に生まれました。コロナ禍でも孤立せず、互いに支え合って過ごせたのはこの土地の雰囲気のおかげです。子ども会やお祭りでは、裏方で支える人の存在や、世代を超えて歌い踊る子どもたちの姿に感動しました。住まいも「人が集まれる場所」にしようと庭やフリースペースを整えています。そんな雰囲気づくりを通じて、河合全体も支え合いが循環するまちになると信じており、そこに少しでも貢献したいと思っています。